水のエネルギーを求めて。【日本の名水を巡る旅】始めました!

こんにちは、書家の根本みきです。
私の得意分野、思い立ったが吉日がまたまた発動し…「日本の名水を巡る旅」をスタートさせました!
書道でも水墨画でも、共通して水を多く使い作品を制作します。
そこで「水の国日本。どうせ使うなら、日本各地の土地や自然のエネルギーが満ちている水を使おう!」と思いついたのがきっかけです。
それに、大の旅好きなので…♪日本各地も旅ができ、美しい水にも出会えるなんてワクワクでしかない!
ワクワクすることって、人生において大事なことですよね。最近よく思います。
水の旅を始めようと思ったきっかけ
旅を始めたきっかけとして、以前から水に対して興味関心を持っていたのも大きいです。
水はこの世すべての源で、私たちの目に映るもの全てに水が使われています。
宇宙から天体系、生命や自然環境、工業生産のあらゆる段階に関わっていて、水を一切使わない物は現実世界でほぼ存在しないと言えます。
少し哲学的というかスピリチュアル寄りな話になりますが、私は水自体が神様なんじゃないかと時々思うのです。
色も香りも、味も形もない。無色透明なのに万物共通で使われていて、なくてはならない存在。
時に天災として姿を豹変させたり、火災時には命を救ってくれたり…
丸い容器に入れれば丸い形となり、四角い容器に入れれば四角になる。形があるようでなく、常に形を変えながら循環している水。
私たち人間のような意思や欲はなく、ただひたすらに生命活動を維持させ、与えられた役割をこなして数十億年…
人間はこの世界で一番かしこく、強い動物かもしれませんが、結局は自然界の力なしには生きることができない…
もはや頭が上がりません。(笑)
そして昔から滝や川など水がある所に行くと、身体が喜び心が洗われ、日常のあれこれをリセットしてくれる感じがします。
水墨画でも滝や雲、龍など、水に関するものを描くのが好き。龍は古来より、水を司る神様とも言われています。
最近気づいたことですが、人の身体のうち、分かりやすく水分が表に出ている「目」には、人それぞれの力があるなと。
希望に満ちた目、野心的な目、悲しい目、狂気の目、喜びの目、慈悲慈愛の目…
「目は口ほどに物を言う」とはよく言ったもので、本当にその通りだと思います。
ちなみに私は人の目を見るのがあまり得意な方ではありません。水分が表に出ている為か、より生々しく、目に強いパワーを感じてしまいます。
目って不思議じゃないですか?考えてみればただの白黒の物体なのに、なぜ物理的にも抽象的にも、人の目って気になるのでしょう。。(私は、ですが)
…そんなことから、宇宙全体の生命活動を担う水は、単に物質だけの役割があるとは到底思えないんです。
そこには私たち人間の目には見えない何らかの力・エネルギーが存在していると、私は考えています。(論文?)
だからこそ、使う水にはこだわりたい!作品には作家のエネルギーが込められるけれど、水の力もお借りしたい…!!
エネルギー値が高い作品を、人々に提供していきたい!!そう思ったのです。
以前から興味関心があった背景として、「水」に関するブログ、作品を書き記しています。
日本の名水を巡る旅、初回は神奈川県秦野市「弘法の清水」へ…
名水巡り自体は2年前からちょこちょこしていたのですが、せっかくなので今回から旅紀行を綴っていこうかと。
初回は日本書道の礎を築いた三筆の一人・弘法大師にゆかりのある湧水をいただいてきました。早速、最近の作品に使っています!
秦野盆地湧水群は、環境省により全国名水百選に選定されている名水の地です。
弘法の清水以外にも多くの名水スポットがあるので、気になる方はぜひ足を運ばれてみてください♪
そして美味しいお水がある地域には、必ずと言っていいほど美味しいお蕎麦屋さんが点在する!
今回は時間の都合上、食べ損ねましたが…次回からその地域のお水を使った食も楽しみたいなと思っています。
プラス、水に関する知識も勉強し、物理的観点と感覚的な観点の両面から、水に詳しくなっていけたらなと。
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました^^
引き続き日本各地を巡り、その土地と自然のエネルギーが宿るお水で作品制作していきます!