1. HOME
  2. 書の旅
  3. SNS断食を30日間やってみた感想

SNS断食を30日間やってみた感想

SNSから距離を置いて30日。この期間で得られた気づきが多くあったので、記事にしてみます。
もし今、SNSとの付き合い方について考えている方がいれば一つでも参考になっていただけたら嬉しいです。

※ここで言うSNSは、Facebook、Instagram、TikTok、YouTube(管理画面のみ)を指し、連絡ツールのLINE、メッセンジャーは除外しています

感想

結論、本当にやってみてよかったです。

必要以上に浴びていた情報から離れることで自分を内省する時間が増え、今の自分と今後の生き方について見直す期間となりました。
そしてSNS特有の時々感じるモヤっとした感情も一切感じることもなく、30日間穏やかな心でポジティブに過ごすことができました。なので正直、SNSを再開することに対しかなり躊躇しました。

この断食期間、オフラインの生活が改めて心も身体も豊かになれると気付きました。

ただSNSはお仕事上、利用した方が良いという結論に落ち着き今後も利用しますが、マイルールを設けて活用することにしました。
断食前と同じ使い方をしたら、多分また時間が奪われてしまうので。

この期間SNSについてめっちゃ勉強しました。恐らく日本でも10人に入るくらい「SNSが生活と人体にもたらす影響」について学んだ1人だと自負しています。(笑)

書籍を読んだり自分が感じたことをアウトプットしたりする中で強く思ったこと、

それは「SNS運営側の思うツボになっちゃだめだな」ということです。

そもそもSNSは、SNSの仕組みを作った頭の良い人達が、私たち人間の本能を利用し依存してしまうような設計にしている為、いくら自分で『やめよう!こうしよう!』と決意したとしても意識の力では到底負けてしまい、何度も引き戻されてしまいます。

これ、ギャンブルやジャンクフードと同じなんだそう。(マックのポテトなみに危険)

なんとSNSで投稿した内容に『いいね』がどのくらい付いたかどうか確認する心理は、スロットのレバーと同じで、当たり目の数字が揃うかどうかのドキドキ感と限りなく近いんだとか。要は、脳内神経伝達物質であるドーパミンの効力を上手く利用しているって事です。(怖)

更にFacebookの『いいね』機能の開発に携わった人は、その中毒性を良く理解しているため自分ではSNSを利用せず、担当のスタッフに更新を任せているんだそう。。(~_~;)
SNS運営側は『いいね』に中毒性や依存性などの害があるとはいえ、彼らの本質はビジネスなので「いいね」機能を撤去することはできず、どれだけユーザーの時間と意識を奪えるかが勝負なようです。
だから今日まで無料の広告掲載事業が成り立っている、と言えます。

とまぁ色々と仕組みや危険性について良く分かったので、SNSにはマイルールを設ける必要があるなと感じたまでです。そうでもしないと、やはり何となく指はアプリをタップし、多くの時間だらだらと見続けてしまう可能性があります。

SNS運営側の思うツボにまんまとハマりたくない!私はやりたいことに忙しいんじゃ!

主導権は常に私が持ちます。

This is a fight. (これは一つの戦いです。)  w

SNSを利用する上でのマイルール

1.更新、チェックは月曜の18時から1時間限定
2.おすすめ記事・タイムライン・ストーリーは見ない

この2つを設けました。
1はSNS断食中、ほんとーーーに快適に過ごせたので使用時間はこれくらいで十分です。ちなみに連絡ツールのSNSは除外。

2に関しては、自分が欲しい情報は自分で取りにいくスタイルです。
おすすめ記事やタイムラインはSNSのアナリティクスを元に表示されるので、受動的な閲覧になってしまいます。

SNSに限らず、受動的な生き方はしたくない!!常に主体性を持って生きたい。(←ガチ勢)

SNSを利用しない時間は、正直めっちゃ快適です。
本当に大切なことだけに脳や心のエネルギーを使えるから。そして本来、自分に必要な情報って本当はごく僅かで、それらは自ら取りに行けば十分こと足りると思っています。

加えてSNSは世界中の人達と何百人、何万人…と無限に繋がることができますが、人数が増えれば増えるほど、人(自分の外)をチェックする時間が増えて自分の時間が無くなります。

人との繋がりは大切。だけど毎日毎日、自分以外の誰かが常時何をしているかの情報を知る必要ってありますか…??
SNSが日常に溶け込んで以来、色々な感覚が麻痺しちゃっているなあと思います。
時々リアルで会えた時に互いの近況報告をしあったり、もし誰かのことが気になっているなら直接連絡すれば良いし…
「SNSで繋がっているし投稿を見ているから、まあ…連絡しなくていっか。」の方が、本当の意味で疎遠になる気がします。
それって繋がっているんじゃなくて、「接続している」じゃないですか…??(書きながら、結構本質ついちゃった気がしています…)

そして人は、自分の手や配慮が行き届くことのできる人数に限りがあります。これまで出会ってきた人達とこれから出会っていく人達、全員とお付き合いしていたら、身体も時間もいくらあっても足りません。
大切なのは「今」。今、心に浮かんだ人。心の距離で自分の周りにいる人達を大切にすれば人間関係も十分満たされると思います。

そして最後に私がこの期間に得た、大きな気づきをお話しします。

それは、『快楽で、人は幸せにはなれない』ということ。
SNSで「いいね」を浴び続けても、いつまで経っても満たされることはなく「永遠に足りない」のです。(ぎゃ—😱)

脳からドーパミンが放出される快楽は一瞬で、長続きしない喜び。すぐに温度が変わります。

ドーパミンではなく、セロトニン(幸せホルモン)がたくさん出るような生き方をしていきたいなと(笑)、冗談抜きにそう感じました。

長々と最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また何か新しい気づきを得た時や、考えが浮かんだ時はブログを更新します★
そしてそろそろ、YouTubeの動画投稿もします!(仕事で忙しくて更新できなかっただけで、YouTube自体は好きでずっと続けるつもりです)