1. HOME
  2. 書の旅
  3. 「書道作品を書いてもらうには?」料金・依頼先や依頼方法【書道家/書家/筆文字アーティスト】

「書道作品を書いてもらうには?」料金・依頼先や依頼方法【書道家/書家/筆文字アーティスト】

「書道の作品を書いてもらいたい。けど一体誰にどのように頼めばいいか分からない…」といった声を耳にすることがあります。
なので今日は依頼先や依頼方法など、1本の簡単な記事にしてみようと思います。

依頼先は?誰に頼めば良い?

結論からお話しすると…

▪️本格的な文字・書道作品を求めるなら、書家・書道家

▪️ポップでアートよりな文字・作品を求めるなら、デザイン書道家・筆文字アーティスト

大まかに分けるとこの2択かと思います。

ただ、まず先にお伝えしておくと4つの違いは正直、肩書きの違いだけだと言えます。
なぜならどんな肩書きが付いていようが、書道を学んでいる人・学んでいない人は、それぞれに存在するからです。

なので難しいことは考えず、「誰に書いてもらうか」は作品の雰囲気や人柄を見た上で、依頼者の好みや直感で選ばれるのが最適解だと思います。
作家を探す方法としては、ホームページ・SNS・個展や展示会を見にいく・書道を習っている人に聞く…など。

書道を含めた芸術というものは「これが正しい」といった正解はなく、やはり一番大切なのは「作品から、作家の魂や心が感じられるか」だと思います。

ご自身のフィーリングで「ピンッ!」とくる人や作品があれば、その作家さんを選ぶのが正解です。

依頼方法は?どうやって頼めば良い?

▪️作家のホームページから問い合わせる

▪️SNSでコメント、ダイレクトメール(DM)を送ってみる

▪️個展や展示会に行き、直接頼んでみる (ハードル高っ!w)

上記3つかなと思いますが、やはり依頼者の皆さんが気にされるのは「作品の価格」だと思うので、まずはホームページやSNSで作家さんの大体の料金を確認してからだと目が飛び出ることがないかなと思います。(笑)
声を掛けて予想を遥かに上まった価格を提示されたら断りづらいですもんね(^_^;)

ちなみに書道作品には相場がないので、料金を載せていない作家さんも多く存在します。
この点については最後の章で詳しく記載します。

依頼の流れは作家によって様々なので、ここでは参考までに私の場合のご依頼フローを記載します。

<ご依頼の流れ>
1、問い合わせをいただく (ホームページ、SNS、ご紹介等)
2、ヒアリングをする (メール、お電話、オンライン、対面でのお打ち合わせ)
3、お見積もりの提示
4、制作費用のお振込み
5、ご依頼順に制作着手 (書作品は通常1〜2ヶ月程/筆文字データ制作は2週間〜1ヶ月程)
6、作品のご提案
7、作品決定
8、額装作業 or 筆文字の場合はデータ納品 (jpg,png,ai等)
9、納品

以上がご依頼の流れです。
私のYouTubeチャンネルで『ご依頼から納品までの制作過程』を1本の動画にしているので参考にしてみてください☆
書家 根本みきYouTube|書作品の制作過程Vlog

書道作品の料金は?どれくらいするの…??

前述の通り、書作品には相場や定価がありません。
これは書道に限らず、作家さんが手掛ける作品はほぼ当てはまることだと思います。

今は「ココナラ」さんや「ランサーズ」さんなど作家さんと出会えるプラットフォームも存在します。
この2社に所属している書道家さんも多く、比較的手を伸ばしやすい価格設定なのも特徴の一つです。

上記のようなプラットフォームは大体、数千円〜数万円あたり。
どこにも所属せず制作販売を行なっている作家さんは、数万円〜数十万円ほど。

私は後者に当たりますが、やはりご依頼内容によるため定価を用意している訳ではなく、料金の目安は記載しています。
参考までにリンクを載せておきます!
書家 根本みき|作品制作料金の目安

有名人になるとモノによっては1作品あたり数百万円の世界になってきます!絵画と同じですね。

まとめ

書道に限らず、今の時代は様々な業種で「質よりも、誰から買うか」という方が重視されています。
その点、私も何か大きな買い物をする時は特に「誰から買うか」はとても大切な判断軸になっており、そして一作家としてもまた「この人にお願いしたい!」と思っていただけるような書家を日々目指しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
その他、書道やご依頼についてご相談があれば、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。

また次のブログも、テーマを変えて記事にするのでお楽しみに!^^

書家 根本みき|お問い合わせ