書道作品｜みんなひとつ、つながっている

奥会津は金山町の「玉梨とうふ茶屋」に訪れた時のこと

暖簾が裏返しになっていることに気がつきます

店主に聞けば “2011年に起きた福島第一原発事故による風評被害が10年経ってもなお続いていることから、のれんを裏返しにした”とのこと。

玉梨とうふ茶屋がある金山町のお隣は、すぐ新潟県

「福島県」というだけで売り上げが震災前の10分の1まで落ち込んだそうです

これを聞き県境やレッテルなど、境界線を作っているのは人間だけだなぁ。と感じました

雨も風も川の水も、太陽も、自然は、人間が作った境界線に関係なく巡っています

そして人間もまた、自然の一部であることを忘れてはいけない

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書道家/書家 根本みき