書作品|儚さゆえの、美しさ
二本松市は「木幡山」から見た景色
息を呑むほど美しい夕日を見た
沈んでく夕日を見て「あ〜もうちょっとそこで止まっていて〜」と思う私の気持ちとは裏腹に、早々と山のふもとへと沈んでいきました
この時に、ふと思ったこと。”なくなるから、美しいんだな” と…
ずっと変化のないものだったらそれを貴重だとは思えません
これは人生にも言えることで、人は誰しも最期を迎える日がやってきます
それをネガティブに捉えてしまうと悲しいけれど
果たしてずっと死ぬことがなければ、日々何かと葛藤したり何かに感動したり
必死に生きることはあるのでしょうか
書道家/書家 根本みき
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