書道作品|人生一瞬
人生一瞬
松の木からすれば人間の一生は、セミの短い一生と同じように映っているかもしれない
福島県の北部に位置する桑折町や国見町を歩いた際
印象的だったのが、松の木
所々に立派な松の木が目に入り、ぼーっと松を眺めて感じたことを書にしました
松の木は樹齢何百年・何千年と生きます
言うまでもなく、松の木は自然であり、人間もまた、自然の生き物です
そんな松の木からすれば私たち人間の一生は一瞬で
私たちがセミの一生が一瞬だと感じるのと、きっと同じ感覚で眺めているんだと思います
セミも自分たちの一生が短いとは感じていないだろうし、与えられた命を、力のつく限り生き抜いています
そう思うと今日一日が尊く感じてくる
今日が人生最後の日だと思い、毎日を十分に生きていたい
書道家/書家 根本みき
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