書の旅 in 福島 〜鏡石町編〜
【書で、人と笑顔をつなぐ旅 in 福島】
〜 鏡石町編 (5/59市町村) 〜
旅3日目の朝は、梅雨の雨☔︎
この日は、鏡石町と矢吹町を案内してくれる友人と同行で巡ることに。
「雨だからこそ楽しめる場所……、あっ!あやめ観に行こう!」
「それ名案っ!」と、鏡石町に向かう途中で即決♪
と、その場のノリで向かった先は、 鏡石町 ” 鳥見山公園 ”
ただただ、雨水に打たれるあやめの姿は、
品があり凛としていて、上品な色気すら感じられました。
この白いあやめ。
雨に打たれ、風になびかれながら白く透き通っていて、まるでドレスみたいに綺麗*・°・..。.:*・
雨ならではの花々の美しさに、旅の疲れも癒されます。
目の前に広がる一面のあやめを、
雨音を聴きながらぼーっと眺めていると、ふと気が付いたことが。
こんなに沢山のあやめが咲いているのに、
一つ一つがちゃんと主張していて、ぶつかり合わず、ゆずりあって咲いているな〜と。
そこで、一書…
『ゆずり合い』
たくさんの花・花・花
だけど、ぶつからない、ゆずり合い。
ちょっと抽象的な話ですが、
人間は言葉を話せる能力がありますが、花を含めて自然の生き物すべて、
そのもの同士が通ずる、何かしらのコミュニケーションツールがあると思ってます。
人間だけが会話をしてるって、人間以外になったことがないから、それは固定概念と思ってて。
”ゆずり合いしましょう”なんて、言葉に出さなくたって、
お互いが自然にそうできる関係って、なんて心地いいんだろう、と思います。
それが花にはできているな、と感じました。
沢山の花々は、
上を向いて雨に打たれて、心地よく歌っているようにさえ、私の目に映りました。
この、自然の中で湧いて出てきた書は、案内してくれた友人にプレゼント♪
言葉って、出そうとして出すものじゃなくて、自然に出るもの。
会話もそう、笑顔もそう。 勝手に、自然に生まれるもの。
今は都会を中心に活動し、たくさんの人からの刺激を受けますが、
自然に帰る時間、やっぱり大事だなあ。
矢吹町編につづく…