「書を飾る」インテリア書道作品5点ご紹介
こんにちは!書家の根本みきです。
今回は、これまで制作した作品から「インテリア書作品」を5点ご紹介いたします!
インテリア書作品の特徴としては、アートを飾る感覚と程近く「飾ることや鑑賞を目的とした書作品」です。
なので座右の銘や言葉、詩文というように、書かれている言葉に重きを置いているというよりは、絵画と同じように「見て愉しむ」ことが目的とされています。
インテリア書作品5点
1、花鳥風月
四字熟語ですが、あえて一文字づつ額装し、それぞれの印象で書いています。
ちょっとした遊び心で「月」の横画を淡墨で描いてみました^^
2、咲
「咲」の点を、桜の花びらにしています🌸
フレーム無しのアクリルのみの表装です。好きなお花や雑貨を透明の部分に置くことで雰囲気を変えられるのも特徴です。シンプルな表装なので場所を選ばず楽しむことができます。
3、愛
こちらは2枚の半紙を重ねて表装しています。「LOVE」がうっすら見えるのは、淡墨で書いたのではなく「愛」とは別の半紙に書いている為です。
通常の書道では、英語と漢字を組み合わせることはしないので、こちらもインテリア向けのアート書道にあたります。
4、翔
墨と余白のコントラストをはっきりさせた作品です。半紙左上と右下に、顔彩で色を乗せています。全体のバランスを見て落款ではなくローマ字のサインでまとめました。
5、まる、さんかく、しかく
仙厓の代表作品でもある「◯△□」を、私なりの想いで◯△□を書いてみた掛け軸作品です。
文字ではなく「記号」で表現する難しさはあれど、ユニークでアートな作品に仕上がったと感じています。
まとめ
以上、インテリア書作品5点を紹介させていただきました!
現代の住宅は洋風なお家が主流で、なかなか「書を飾る」という選択肢が浮かぶ方は少ない印象を受けています。
ただ、時代の流れと共に「お洒落でモダンな書」を書く書家さんも増えてきていますし、あえて洋風の住宅に和を取り入れることも、なかなか粋なのでは?と感じます(^^)
これまでに納品してきた作品は他にもたくさんあるので、是非お時間がある方は下記のリンクからご覧頂けたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!また更新します★