書の旅in福島〜伊達市・川俣町・葛尾村編 (44/59市町村)〜
1月書の旅スタートは、”伊達市”から歩きます。
「伊達市」は文字通り、「伊達政宗」にゆかりのある町です。
まず最初に向かったのが、「梁川天神社」・「梁川八幡神社」
二つの神社は歩いて行ける距離にあるので、御朱印を頂く場合は柳川天神社で頂きます。
「梁川天神社」は御祭神は、菅原道真公。
伊達政宗の遠い祖先である山陰中納言政朝公が霞ヶ岡に仮城を築いた時、城の北側に天満宮を建てたと伝わっています。
その際、北郭に社殿を建て菅原道真公の御魂を勧請したのがはじまり。
檜でできた「道真くん」の可愛らしいお守りは、背中に願い事を書きます♪
まるで狛犬に守られているような、道真くん発見!(^^)
すぐ近くにある「梁川八幡神社」は、伊達政宗が初陣の際、必勝祈願のために参詣した神社として知られ、
強力な戦いのご利益と伊達家先祖代々のご加護があるといわれています。
文治5年(1189年)以降、伊達郡を領した伊達氏の氏神として鎌倉の鶴岡八幡宮に分霊を請じ、
迎えてまつったのが亀岡八幡宮(現八幡神社)です。
鶴岡八幡宮は知っていたけど、亀岡八幡宮ってあったんですね!縁起がいい!
境内は、パワーを感じられる空気が漂っていました。
伊達政宗のパワーをあやかり、旅の充電完了!
受験やスポーツなど「勝利」がほしい方はぜひ足を運んでみてください!
続いて向かったのは、”川俣町”
川俣町といえば… ”川俣シャモ” と ”川俣シルク”
川俣シャモを使った親子丼を目当てに”あじせん楓亭”さんへ。
なんですかこの黄金色の卵は!!!
鶏肉も弾力あってプリップリ!今まで食べてきた親子丼の中で、一番美味しかった!!
ほっぺた落ちる美味しさでした♪(←久しぶりに使った笑)
その後、川俣シルクを求め、”道の駅川俣シルクピア”へ。
展示館では、様々な種類のシルク製品や製造器具などが展示されており、
実際に織物を体験できるワークショップもありました。
ちなみに川俣シルクは、世界一薄い絹織物で“フェアリー・フェザー・妖精の羽”とよばれ、
ウエディングドレス1着通常の重さは10キロ以上ありますが、フェアリー・フェザーを使ったものは1着600gと10分の1以下なんだそう!
川俣シルク、すごーーーい!!
なので妖精風に・・・(ごめんなさい←)
軽くて肌触りもよく、見た目も上品な川俣シルク。
世界に誇る製品を知り、触れることができて嬉しかった!
続いて向かったのが葛尾村、”復興交流館あぜりあ”
あぜりあは東日本大震災および福島原発事故による、復興のシンボルとして建設されました。
普段は、イベントを実施したり、村の人々の情報交換の場として使われています。
施設内は広々としていて、とっても綺麗!🌟
この日、訪れた時間も遅かったので人は少なく、
施設に置いてあった震災に関する本に目を通してみることに。
普段は見る機会がない、東日本大震災に関する本。
時々、当時を振り返る時間は大切にしていきたい。
復興は願うだけでは復興にならないから、
自分にできることから力になっていきたいと、改めて感じます。
日が暮れて、葛尾村”石井食堂”さんで晩ごはんを頂きました。
石井食堂さんのメニュー、通常サイズでも大盛り分の量があります!!笑
私が食べた味噌ラーメンは、もやし一袋分も入っているんだとか…!
こんなにボリューミーで、味も美味しく大満足!
旅の1日を終え、1月旅2日目、”国見町編”につづきます。
書家 根本みき