1. HOME
  2. お知らせ
  3. 25歳からの、リアル起業エピソード

25歳からの、リアル起業エピソード

こんにちは、書家の根本みきです。

30歳を迎えた節目に、これまでのリアル起業エピソードを含めありのままの心を綴っていこうかと思います。
少し長いですが、お付き合いいただければ嬉しいです。

25歳で起業してからは、物事の考え方や捉え方が180度変わっていきました。

24歳までは何も深く考えず、それこそ〝好きに忠実に〟生きていた。クラブに行く、友達や彼氏と朝まで遊んで仕事に行く、楽しければそれでいい!…と、まるで仕事に対して責任なんて持っていなかった。(あ、俗にいうパリピでした笑)
辛いことはあったけど今考えれば可愛いくらいの出来事で、お金に困った経験は一度もなかった。

「好きなことを仕事にしよう!」と25歳で上京したけれど、「好き」だけで食べてくのは予想以上に簡単ではないことを身を持って知った。
(本当に夢と希望、そして根拠のない自信だけを抱いて上京しました、あと筆。笑)

初めて残高が2万円になった瞬間、背中がゾッとした感覚は今でも忘れない。25年の人生で、一番お金がない生活を経験をする。
(実家から送られてくるお米と、鯖缶でお腹膨らませて凌いでたなー。。。笑)

そんな時でも外では順調にいってるように背伸びした自分を見せて、でも実際のところ、やっと0地点に立てたという感覚は3年経ってからのことで。
書道が好きなのに好きだからこそ嫌いになりそうになった時もあって、書を見るのさえ嫌だったこともある。

20代は人生経験も浅く、何が正解で何が間違いなのか分からないから、本当にスポンジ🧽のように人の言う事をいちいち吸収していた。
でも吸収しすぎた結果、本当に嘔吐したこともある。笑) 取り入れすぎも良くないと、身をもって学んだ29歳の春。

書道で起業したけど、実際には書道以外に時間を費やすことがほとんどで、夢と現実とのギャップを感じていた。25歳〜27歳が、正直いちばんキツかった。
本当に毎晩のように泣いてた。なんでこんなにサラリー時代より動いてるのにお金が入ってこないのー(ToT)と嘆いては、何でこんなに泣いているんだろうと思ってた。

3年目に入り仕事の感覚を掴み始めてきた頃、気づけば泣くことも少なくなっていた。
色々と試行錯誤やってきて、試しては迷い見失ってを繰り返しながら、やっと自分らしさを取り戻してきたように思う。
25歳〜27歳までの経験は必要だったと今となれば思う。嫌々ながらも結果的にあの経験は、一番自分を強くさせました。お金に困った経験は、お金で買えない貴重な経験ができたんだと思っています。(お金があったら経験できないからね)
思い出すと恐怖だし二度と経験したくはないけど、夢を叶えるために必要な経験なら、また困難があっても乗り越えなきゃな、と思えるようにもなりました。

そんなこんなで、30代からは「好きに忠実になる」と心に決めた。

これは冒頭に書いた20代前半までの、頭ぱっぱらっぱ〜時代の好きに忠実な自分とは別で(笑) 、

苦しみも喜びも経験することで豊かな人生を歩み、明日死んでも納得できる今日を生きよう!という思いから。

頭で考えたことで答えを出すのではなく、身体の反応に耳を傾けて判断する。

小さい頃から一般的とか普通とか良くわかんないけど、なんか人と捉え方が違うなぁ〜と薄々感じてた。
社会に出てからも、自分の意見は伏せて言われた通りにやることが正しい、評価をしてもらえる、みたいなのに違和感を抱いていた。それってなんか気持ち悪い。

最近は、そんな生意気な奴だから今独立してんだなーと納得したりもする(笑)
ただ、こう見えて(?)かなり人の目を気にする性格だから、20代はそれで悩んだことが数知れず。

でも30代は、自分の芯をもっと強く育てて凛とした女性を目指したい!と思います。

今やりたくて、今できることはすぐやる。
今やりたくても、現実的に今叶えられないことは、叶えるための努力を今する!
先のことは分からないし、叶えられるか分からないけれど叶える為の努力は今後も継続していきます。

私の夢は、「生涯筆を持ち、作品を通して一人でも多くの人へ良い影響を与えられる人間であること」

なので死ぬ時にそうだったら夢を叶えて眠りにつく、といった人生設計にしています。(笑)まあ、人に良い影響を与えているかどうかなんて自分では分からないですけどね。ただ、そうでありたいな、と思うのです。

現実的な目標としては、「大きく広々とした窓から自然がめいっぱい眺められるアトリエを持ち、作品を手掛けること」
あとはもし金銭的に豊かになったらギャラリー(画廊)を持ち、書家さんからアーティストさんまで様々な作家さんの力になりたいな〜と思っています。

なので今日も一日、夢と目標に向かって筆を動かします!

最後までご覧いただき、ありがとうございました^^

またブログを更新するので、是非見にきてくださいね〜!

ブログ一覧

お知らせ

お知らせ一覧