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書の旅 in 福島 〜いわき市編 part.1〜

【書で、人と笑顔をつなぐ旅in福島】
〜いわき市編 part.1 (9/59市町村)〜

東北地方では仙台市に次ぐ2番目に人口が多いいわき市では、
たくさんの方々との出逢いがありました。

この日最初に訪れたのは、“ いわき絵のぼり吉田 ”さん。
工房には、三代目絵師の“辰昇”さんが肉筆で描かれた、迫力ある美しい絵のぼりがずらりと並んでいました。

いわき市の伝統工芸の一つに、“手描き武者絵のぼり”があります。
発祥は江戸時代で代々受け継がれており、
いわき市内で一定の手法により制作された絵のぼりを「いわき絵のぼり」とし、
平成9年福島県指定伝統的工芸品となったそうです。

端午の節句といえば鯉のぼりが頭に浮かびますが、
ひと昔前まで、武家発祥の「武者絵のぼり(五月幟のぼり)」が全国的に主流だったそう。

知らなかったー!

しかも鯉のぼりは、もともと絵のぼりに付いている小さな付属品だったんだとか。
そこから発展し、現在の大きな鯉のぼりとなっているようです。

絵のぼりの図柄ひとつひとつには、
厄除け、受験の神、病気除け、招福、商売繁盛祈願などなど、様々な由来があるそうで、
その由来や時代背景を知ることで、工房へ訪問する前よりももっと絵のぼりに興味が湧いてきました。

なにより、力強さの中に優美がある作品に、ずっと見ていられるほど見惚れてしまいます…

古き良き文化を継承しつつ、今の時代にあった絵のぼりを、
魂と心を込めて制作している辰昇さんには「温故知新」の書をプレゼントさせていただきました。

 

あまりにも気に入ってしまったので…お土産に絵のぼりの手ぬぐいを購入!♪
旅のお供が増えました♪

辰昇さん、ありがとうございました!

 

続いて訪れたのが、薄磯海水浴場。
日本の渚百選に選ばれるほどの美しい砂浜と透明度の高い海が魅力です。
この日は晴天で、多くの方々が海水浴を楽しんでいました!

海水浴に来ていたご家族に、色々なお話を聞かせていただいたのでお礼に書をプレゼント。
初対面にも関わらず、親切に応えていただきありがとうございました♪

 

近くの潮見台にも立ち寄り、少しの時間、ぼーっと海を眺めて来ました。

決して福島原発からほど遠くないないこの地。
こんなに綺麗な海が8年前、あんな悲劇が起こったとは考えられません。

この日は、昨日の台風の影響もあり少し波が高かったけれど、青々と澄み渡った色をしていました。

そんな海を眺めて、ふと浮かんできたことを書にしてみました。

自分の人生も海のように波がある時、穏やかな時、どちらもあるけれど、
自分という存在は、どんな状況であっても紛れもなく全部じぶん。

どんな状況になっても、海のように広大な心を思い出したいな、と感じ書にしました。

次の旅日記では、“いわき回廊美術館”での素敵な出逢いをご紹介します。

◆いわき絵のぼり吉田さん公式ホームページ
http://www.musyae.com/index.html

旅の最新情報・専用アカウント
🕊Twitter:https://twitter.com/nemotomiki

書家 根本みき

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