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【◯△□】

お客様のご希望で「◯△□」の作品を縦書きで書かせていただきました。
仙厓の代表作品でもある「◯△□」は、これまでも何度かご依頼を頂き書かせていただいた経験がありますが、その時その時の自分、今の私なりの◯△□を書かせていただいております。

この作品の解釈は様々ですが、下記のような解釈が多く挙げられています。
○ 円相
宇宙に存在する全てのもの宇宙そのもの(絶対的な真理)、悟り
△ 禅の坐相
足を組んで座禅するとき仏と一体となった姿、修行中の自分
□ とらわれた心
社会の常識という四角の中に囲まれて生きている、修行に入る前の自分

これらの意味を持つことから、自分なりの想いと人生を当てはめて揮毫しました。

お打ち合わせの中でお客様から’縦書き’の案が出ましたが、
特に横でなければならない決まりがある訳でもなく、縦に書くことで、◯を意味する悟りまで、
’上に登っていく’といったようなイメージで、新鮮な表現になったかと思います。
◯はあえて金泥墨で書き、宇宙・月をイメージしました。

’こうでなければならない’という守りも大事ですが、
時には今回のご依頼のような、’こんなこともあっても面白い’という発想は、
これからの時代、書道という受け継がれてきた伝統文化にも、新しい要素を取り入れていく重要な鍵になってくると思います。

額装は飾られる場所に合うよう、シンプルなモノクロの額縁で’和モダン’な雰囲気に仕上げました。

「 ◯△□ 」
100 × 50 cm
2020年 7月 納品

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